当院の特徴
経験豊富な医師が行う大腸カメラ
当院の大腸カメラは、日本消化器内視鏡学会が認定した消化器内視鏡専門医が行っています。最新の内視鏡システムと高い技術により、所要時間が短くて精緻な検査ができます。大腸カメラに伴う患者さんの苦痛を最小限にして、検査を受けていただけます。検査中に大腸ポリープを見つけた際は、その場で切除手術を行っています。
鎮静剤を使った苦痛が少ない検査
当院では、鎮静剤を使用した大腸カメラを行います。ウトウトと眠るようなリラックスした状態で検査をしていきます。
最新鋭の内視鏡システムを導入
当院では、「EVIS X1」と呼ばれるオリンパス社の最新モデル内視鏡システムを導入しています。最新鋭の内視鏡システムであり精度の高い検査が可能となります。微細な病変を発見することができて、所要時間もかからずに正確に検査が行えます。
NBI
がん細胞が増えるときには、大量の酸素と栄養素が必要になります。そのため、がん細胞の周りに、毛細血管が集まりやすい性質があります。早期のがんは、通常光ではなかなか見つけられませんが、NBIの観察モードにより、血管の分布を精細にみることができます。NBIは、このような大腸の早期がんを見つけることに非常に役立ちます。
ワイドアングル
消化管は曲がりくねっていて、シワやヒダが多いのが特徴です。そのため、微細な病変を見落としてしまう可能性があります。当院では、病変の見落としを防ぐために、死角が少なくて病変の見落としがない、視野角が広めのワイドアングル機器を導入しています。
内視鏡検査のときの炭酸ガス送気
大腸は曲がりくねった形状をしていて、微細な病変を見落しがちです。病変の見落としを防ぐため、大腸カメラの際に気体を送って大腸を膨らませます。このときに、大量に空気を送りこむことにより、検査のあとに不快感や強い膨満感が残るかもしれません。当院では、空気の代わりに検査のあとの強い膨満感を解消できる炭酸ガスを使用しています。炭酸ガスは、空気の約200倍吸収されやすく、吸収したあとは二酸化炭素になり、はき出す息によって体の外に排出します。これらの手法により、安全かつ正確に検査を行っています。
早朝や土曜日・日曜日も大腸カメラの対応
当院では、平日や日中がお忙しい患者さんでも、大腸カメラを受けていただけるように、早朝や土曜日、日曜日も検査を行っています。早期に大腸がんを見つけるためにも、できるだけ多くの患者さんに、大腸カメラを受けていただける環境を整えております。お気軽にご相談ください。
胃カメラ・大腸カメラの同日検査に対応
当院では、胃カメラと大腸カメラを同じ日程に受けていただけます。お仕事などの都合で複数回の来院が難しい患者さんにもお勧めです。
リカバリースペースがあります
検査のあとは、身体の状態が楽になるまで、リカバリースペースで休むことができます。リカバリースペースまでストレッチャーで移動するため、検査のあとに体調が優れない場合でも、移動の必要はありませんのでご安心ください。完全に鎮静剤が抜けるまでゆっくりと休んでいただけます。
大腸ポリープ切除対応をしています
大腸カメラ中に、大腸ポリープを見つけたときは、基本的にその場で切除手術をしております。ただし、大きいポリープの場合は、入院による切除治療が必要になり、当院では必要に応じて連携する高度医療機関へご紹介しています。抗血栓薬を服用中の患者さんは、服薬の調整が必要になります。担当医師にご確認ください。ご不安なことなどはお気軽にご相談ください
男女別の更衣室
当院では、男女別の更衣室をご用意しております。検査前後、検査着に着替えていただく際、安心して着替えていただける環境を整えております。
半個室の内視鏡待合室完備
当院では、半個室の内視鏡待合室を完備しております。内視鏡検査では検査着に着替えていただきますので、着替え終了後、半個室の待合室があることでプライバシーに配慮した環境で検査までお待ちいただけるようにしております。女性の方でも安心してご受診ください。
パウダールーム完備
当院では、パウダールームをご用意しております。働いている方や家事・育児でお忙しい方にも内視鏡検査を受けていただけるように早朝や土日検査も行っておりますので、そのまま会社などに向かっていただける状態を想定した院内設計をしております。どうぞご利用ください。
志木駅直結とアクセス良好
当院は、志木駅直結の商業ビルの中にあるクリニックです。駅を利用した外出、買い物時にもご来院いただきやすいかと思います。また、雨天時などでもご来院いただきやすいかと思います。
大腸カメラの流れについて
前日
前日は、消化の良いものを3食お召し上がりください。当院では、検査前食を販売しています。夕食は、21時までに摂ってください。食事内容については、事前に説明させていただきます。夕食後は、お水や薄いお茶等の糖分を含まない透明なものを摂取してください。また、就寝前には、院内下剤の患者さんを除き、指定の下剤を服用してください。
当日の朝
コーヒーや牛乳、アルコールを摂ることを控えてください。お水や薄いお茶等の糖分を含まない透明なもの摂取してください。普段、服用しているお薬については、医師の指示に従ってください
下剤の内服
検査開始の5時間前に下剤を服用します。検査開始30分前までにご来院ください。基本的に、下剤はご自宅で服用していただきます。しかし、不安な方は当院内での服用もできます。当院内で下剤を服用される方はご指定の時間にお越しください。なお、鎮静剤を使用した検査をする際は、自転車や自動車、バイク等の運転ができないため、ご家族の送迎または公共交通機関をご利用ください。
検査のまえ
検査着に着替えていただきます。鎮静剤を使用する際は、検査直前に鎮静剤の点滴をします。
検査
検査による所要時間は15～30分です。ただし、検査中に、組織採取やポリープ切除手術をする場合は、もう少し時間がかかります。
検査が終わったあと
検査が終わったあと、医師から検査結果の説明があります。鎮静剤を使用した検査の場合は、鎮痛剤が完全に抜けてから説明させていただきます。検査の途中に組織の一部を採ったり、ポリープ切除をした場合は、当日の過ごし方等の注意事項についてもお伝えします。生検に出した場合は、結果が分かるまで7〜10日かかります。そのため、再度ご来院ください。検査が終わったあと飲食ができるようになるのは、1時間経過してからです。組織の一部を採ったり、ポリープ切除をした場合は、3時間経過してから食事を摂ってください。なお、検査当日は長距離の移動や激しい運動をしないでください。検査が終わったあと、約1週間は食事や運動等に制限があります。この点についても丁寧に説明させていただきます。
大腸カメラの費用
| 1割 | 3割 | |
|---|---|---|
| 大腸カメラのみ | 約2,500円 | 約7,500円 |
| 大腸カメラ＋病理組織検査 | 約4,000円 | 約11,000円 |
| 日帰り大腸ポリープ切除 | 約8,000～10,000円 | 約24,000～30,000円 |
※大腸カメラのおおよその費用になります。患者さんの状況や別途、初診料などかかります。ご不明点等ございましたら遠慮なくお問い合わせください。
※大腸ポリープ切除を行った場合、内視鏡手術として生命保険還付金が下りる場合もあります。生命保険や医療保険にご加入の方は、各自保険会社までお問い合わせください。
大腸カメラについて
肛門から内視鏡スコープを挿入して、大腸全域の粘膜を直接みていきます。大腸がんは、進行が遅くて自覚症状がほとんどありません。そのため、気づいたときには病気がかなり進行している場合があります。しかし、大腸カメラでは大腸がんの早期発見、早期治療を行えます。また、前がん病変である大腸ポリープを見つけて、その場で取り除くこともできます。当院では、患者さんの苦痛を少なくすることを心がけて、安全で精緻な検査を行っています。お気軽にご相談ください。
大腸カメラを受けていただくことの重要性
近年、大腸がん罹患者は増加の傾向にあります。がんによる死亡原因でも、大腸がんは上位を占めています。大腸がんは、早期発見、早期治療が非常に大切です。大腸カメラでは、前がん病変の大腸ポリープを早期に見つけられます。 40歳を超えたら大腸がんを発症するリスクが高まります。そのため、定期的に大腸カメラを受けていただくことを推奨しています。当院では、最新の内視鏡システムを導入して、患者さんの苦痛や不快感が少なくなるように心がけています。大腸カメラを検討されている方は、お気軽に当院までご相談ください。
以下のような症状はありませんか？
- お腹が張る
- 便が細い
- 残便感
- 便秘が続く
- 排便回数の増加
- 繰り返す下痢
- 血便が出た
- 便潜血検査による陽性
- 血縁者で大腸がんを発症した方がいる
- 急激な体重減少
など
